日本語教師、授業再開!

DSCN0123夏休みの2ヶ月間は、あっと言う間に過ぎました。
7月3日に帰国しました。早速、親や友人らに連絡してアポをとりました。まずは、小学校時代からの友人と、家の近所の東京ドームで巨人戦のナイター観戦。残念ながら巨人は負けてしまいましたが、ビール片手に友人と語らい楽しかったです。
妻の実家に顔を出して、中国での生活ぶりなどを報告、TCJを訪ねて、懐かしい先生方たちとともに夕食を囲み、やはり、報告会。

そして、7月中旬には、カナダのバンクーバーへ旅行しました。妻は2回目ですが、私は初めてのカナダ。「世界で最も暮らしやすい街」と呼ばれるだけあって、自然と共存している、それはそれは美しい街でした。サーモンやメイプルシロップも美味しく、ショッピングも楽しめました。中国での生活と比べると大きな差がありました。勿論、東京より、全然オシャレでしたし。とてもカルチャーショックを受けました。

8月上旬には、中学校以来の友人、妻が昔一緒に仕事をしていた元同僚、そして、TCJの日本語教師養成講座を一緒に受講していて、今は東北大学大学院に留学している留学生のHさん、以上3人が暮らす仙台へ。牛たん、寿司、天ぷらなども美味しく会話もはずみ、とても楽しいひと時を過ごしました。Hさんはなんと、授業料免除の特待生になり、「日本語を学び始めてから、初めて父に褒められた」と笑顔でその証書を見せてくれました。

8月中旬には、88歳の米寿を迎えた叔母の誕生日パーティーへ出席するため、岡山へ。従兄弟たちの孫が、皆、成人して大きくなって、誰が誰やらわからず・・・。こちらも年をとったわけだな、と、しみじみ感じました。

その他にも、映画会社に勤めていた頃の元同僚たちや、大学時代にやっていたアマチュア劇団の旧友(なかには30年ぶりに会った友人も!)たちと飲んだりして、あわただしく日々を送り、気がつけば、もう8月末。
忙しい2ヶ月間でした。

9月4日に、当地、中国浙江省紹興に戻りました。
着いた当初は、夜、秋の虫がさかんに鳴いていたり、果物屋には、まだ少し青いみかんや石榴が並んでいたりと、季節の移ろいの早さに驚きましたが、やはり当地も暑い!この夏は最高気温が45度だったとか!昼夜の気温差があって、雷雨がよく起きています。

住居にしているアパートに帰り着いてから、すぐ掃除。湿気がすごくて、室内に吊るしておいた衣服がカビだらけ。泣く泣く数着おしゃかにしました。エアコン工事の残骸がそのまま置いてあったり、人が入ったあとの泥や冷蔵庫内もカビだらけで、持って行ったアルコール除菌スプレーが大活躍!DSCN0121

市内へ出かけて、お気に入りの「スターバックス」でアイスコーヒーを飲んでケーキをつまみ、仏系スーパーで一週間分の食料品買い出しし、携帯電話料を払って通話ができるようにしたり、日常生活がリスタートできるよう準備に大わらわ。外国人教師の応対をするオフィスに挨拶に行き、それから中国人の日本語教師たちのところへも行き、久しぶりの再会を喜びました。

新年度のスタートが目前で、新しい授業スケジュールなどの発表や打ち合わせがいつになるのか気をもみましたが、9月6日金曜日にようやく打ち合わせ。教科書をもらいましたが、担当クラスの名簿がなく、あわてました。おまけに、新しく日本人教師たちへの連絡係になったのが、今年度からこの大学に採用された全くの新人ちゃん(28歳の中国人の女性教師)で要領を得ないこと!

でも、結果から言うと、私は先学期のうちから再三希望を出していたのが効を奏したのか、新3年生の会話クラス三つは、すべて先学期と同じクラス、同じ顔ぶれで、ほっとしました。また同じ学生たちと一緒に、キャンパスライフが送れます。新4年生の作文クラス一つも持ち上がりで一緒でした。あと一つの4年生の作文クラスは初めてのクラスです。

 

ボリューム的には、先学期と同じ。週に会話クラスが3クラス計6コマ(1コマ=90分授業)、作文クラスが2クラス計2コマ(同様)で、合計8コマ。但し週5日、月曜から金曜まで授業があります。妻は週4日勤務。高専の会話のクラスと作文のクラスは同じでしたが、新たに「日本国概況」と「経貿日語」いう、日本の文化などを紹介したり、ビジネス会話、マナー、慣習を説明したりする選択科目を担当することになり、計4教科で、大変忙しくなりました。

面倒くさいのは、授業計画書を作らなくてはならなくなったこと。4年生の作文クラスの授業案を書式に従って揃えなくてはならず、その作成と、1週目の授業の準備であわただしく、新年度を迎えました。

そして9月9日(月)から新年度の授業がスタートしました。学内でちょくちょく会って、「久しぶり!」と声を掛け合っていた学生たちは数人いましたが、2ヶ月ぶりに会う学生が大半。女子学生たちは、少し髪型が変わっていたりして印象が変わった子も多かったですが、男子学生たちは変わらず元気。夏休みをどう過ごしたか話をして、学生たちにも話をさせました。夏休み期間中、日本へ旅行した学生も数人いました。タイや韓国へ旅行した学生も。大半の学生はN2を受けて合格したとか、KFCやピザハットやレストランなどの飲食店でバイトしたとか、塾の講師や家庭教師をしたとか、車の運転免許を習ったとか、家でごろごろしていた、といった感じでした。

殆どの学生が、「全然、日本語の勉強をしなかった!(笑)」と言っていて、皆、日本語を忘れていたので、ハッパをかけました。でも、中には真面目な学生がいて、9月11日に開催されたスピーチ・コンテストで1位になった学生もいました。他の日本人教師から、「おたくの学生は優秀で羨ましいですよ。」と言われ、面映い想いもしました。

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9月12日には、新1年生が到着しました。朝から、大きな荷物を抱えて父親や母親につきそわれて、学内を歩き回る人、人、人。三輪車(自転車)が荷物を乗せて学内を走り回り、校舎には「新入生、歓迎!」などと書かれた垂れ幕が何本も飾られ、入寮する手続きの手伝いにかりだされる2年生、3年生も多くて、とても賑やかな雰囲気でした。

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昨日、9月13日の夜、日本人教師7人全員が集まって、二人の新しく来られた先生の歓迎会をしました。長年、高専で教鞭をふるってこられた60代の静岡在住の男性の先生と、大学院で日本史を専攻して、物流会社勤務を経て日本語教師として日本で少し働いていた経験を持つ30代の男性の先生。お二人が新たに加わりました。いずれも中国通で中国語もできて、頼りになる方々です。これで、60代の先生が二人、我々の年代の先生が三人、そして30代始めの若い先生が二人という陣容となりました。女性は、私の妻のみです。

まだ、1週間過ぎたばかりで、本格的な授業などは来週からです。早く、新しい日常のリズムに慣れていかなくてはなりませんが、とりあえず、この土・日は少し身体を安めなくては。当地に着いて10日ばかりですが、少々、疲れました。

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