学生のモチベーション

先日、授業内に発表したアフレコで1位になったグループ(3年2組)の学生たち7人を家に招待しました。学生たちを家に招くのは初めてで、私は掃除とセッティング、妻は料理を作って準備しました。定刻通り、女子6名と男子1名が豪華な果物籠を持参して来宅し、ジュースで乾杯。カレーライスや鳥うどんなど日本食を中心に夕食を共にしました。なかでもマカロニサラダが好評でした。中国人はあまりマヨネーズを使った料理になじみが無いらしく珍しかったのかもしれません。クラス内でも人気のある女子学生に男子学生が言い寄り、あっさり袖にされていて面白かったです。テレサ・テンやフェイ・ウォンのCDをかけて楽しく歓談しました。

アフレコ優勝メンバーと自宅にて

3年生の会話のクラスでは、教科書内で「天安門広場」という章で観光案内する場面。往年の名作映画「ラスト・エンペラー」の話を雑談でしましたが、全くの無反応。1987年に公開された想い出深い作品ですが、考えてみれば、学生たちが生まれた以前の映画で隔世の感がありますね。学生たちから見たら、私はかなりの年寄りなんだなあ、とあらためて痛感させられました(笑)。

3年生の会話クラスは計3クラスありますが、どのクラスもだらけ気味。この大学は、規律が厳しく、授業数や試験も多く、早朝や夜の自習やら何やらがんじがらめにされていて、可哀想なくらいくらいなのですが、3年生なると授業数も減り、ここで慢心してしまう学生が多いのです。本当に好きで日本語を学んでいる学生は一握りで、あとは惰性でやっているような印象です。無断欠席は当たり前。授業途中で帰ってしまう学生や、授業中に平気でものを食べたり、スマホをいじっていたりしている学生が多いです。最近は一番前の席で、編み物をしている学生も!なかでも呆れたのは、ある男子学生が彼女とけんかして、いきなり出て行ってしまい、残された女子学生がぼろぼろと涙を流して大泣きしてしまったケース。まるでふた昔前の学園ドラマのようですが、「大学」というより「高校」。さすがに後日、その学生に注意しましたが、果たして今後どうなることか?

英語を教えている欧米系の教師たちも、口々に、この大学の学生たちのやる気の無さを嘆いていて、会えばいつも、いかに学生たちのモチベーションを揚げられるか、という話をしています。外国人教師たち同士アイディアを交換しあうことができるのは、とてもいい環境といえるかもしれません。まあ、自分の学生時代を振り返ってみても、授業には全く出ないで部活にばかり精を出していたダメ学生だったので、大きな顔はできないのですが・・・

11月28日の夜には、市内に住む中国人の家に招待されました。サンクスギビング・デーのパーティーで、欧米系の教師たち20人くらいとともに、ワインを飲んで皆で料理を持ち込み、ターキーを食べました。ホストの中国人はまだ若く、大学にも進学せずに独学で英語をマスターしビジネスで成功を収めた人で、紹興では滅多にお目にかかれない豪邸で驚きました。犬を二匹飼い、ホームシアターがあって、立派なシステムキッチンが完備され、高価な調度品に囲まれたリッチな雰囲気に、この国の金持ちたちの贅沢ぶりにあらためて度肝を抜かれました。

サンクスギビング・デーのパーティー

11月30日から12月1日にかけて、1泊2日で上海に旅行してきました。バスで2時間半。それだけの距離なのに、やはり上海は別世界でした。1年ぶり。4回目の上海でしたが、まず物価の高さに驚かされました。タクシーの初乗り料金からして紹興の2倍だし、スーパーで少し買い物をしただけでも、我が家の一週間分、東京並の出費でした。地下鉄が整備され、コンビニやカフェが多くて、ユニクロも吉野家もダイソーも勿論あって(その他、世界中のブランドショップが軒を連らねている)、日本食材や日本の書籍も手に入るし、本当に便利なのですが、この街で暮らすとしたら余程高い収入を得ないと生きてゆけないと、つくづく思いました。

上海万博中国観の前で

上海では、いわゆるクラシック・ホテルに泊まって(タイミング良くいつもの半値)、数ヶ月ぶりに、ゆったりバスタブにつかって心地良く、イタリアン及びドイツ・レストランに入って、久しぶりに完璧な西洋料理を口にでき幸せでした。スーパーで普通に餅などもゲットできて、正月用の買い出しも済ますことができました。ホテルのアメリカン・ブレックファーストも上々の味でした!金銭的、そして精神的な余裕があったら、また行きたいですね。

期末試験の時期が近づき、その前にたまった仕事を片付けなくてはなりません。4年生の作文クラスの課題作文の評価付けもその一つ。「私の大学生活」をテーマに2000字程度の作文を書かせたのですが、他人のコピーも多いので、うんざり!クラスのうち1/3が似たり寄ったりの内容でした。内容も乏しく、ため息をつきながら見ています。ちなみに、妻のクラスではコピーもいないし、彼女は添削しているときに文章を読んで涙ぐんだり時々大笑いしているので、やはり差があるのかもしれません。妻は会話のクラスも「ノーストレス」らしく、とても授業が楽しいというので、自分はストレスだらけだなあ~とぼやいています。

明日は、妻の誕生日です。市内で唯一の比較的まともな日本料理屋で、久しぶりに日本食を味わってみたいと考えています。そして、また仕事仕事の日々に追われそうです。前述の通り、期末試験のシーズンが近づいてきたので気が許せません。風邪をひかないよう注意して、あと1か月半乗り切らないと!

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