学生の故郷を訪問!ご両親の手料理に舌鼓。

4月25日から2泊3日で、一番親しくしている男子学生の家に遊びに行きました。バスで一路西へ。2時間少々かけて浦江という街に到着しました。一昔前は水晶の加工の拠点として栄え、出稼ぎ労働者も多かったらしいですが、今はそうした産業も衰退しつつあり、静かで落ち着いた佇まいの小さな街でした。ホテルに荷を置き、早速、学生の両親と対面。40代後半とのことですが、とても若々しい可愛いお母さん、料理上手で実直そうなお父さんと歓談しました。スーパーを経営していて、休みは春節の頃だけ。毎日朝6時半から夜8時半まで店をあけていてとても忙しいけれど、お二人ともとても仲がよく、笑顔が絶えません。料理上手なお父さんのたくさんの手料理をごちそうになり、楽しく歓談しました。特に豚足は、今まで日本で食べた事のない味で、さすがに調理の仕方が上手だと感心しました。

学生の自宅にてご両親と

翌日は、地元の観光地である「仙華山」という山に登りました。中国の名勝地に特有の石段が無数ある厳しい山登り。でも、頂上からの眺めは素晴らしく心地良かったです。

 

午後には、学生の通っていた市内の高校などを見学。常に試験が行われ、成績が校内に掲示されているとかで、中国の教育熱の凄まじさを垣間みる想いがしました。

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夕飯は、また、お父さんが料理に腕をふるってくれて、すいとん(?)のようなものもごちそうになりました。面白かったのはお父さんから聞いた伝説。昔、中国大陸から男女それぞれ千人ずつが日本に送られ、彼らが今の日本人の祖先になったと。彼らは中国でも選りすぐりの優秀な人々であったため、日本人はかくも優秀な民族になったのである。このような話でした。いずれにしても思い出深い旅でした。

5月1日から3日にかけては、労働節で授業はお休み。大半の学生も故郷に帰って学内はがらんとして静かでした。この休みを利用して授業準備に精を出しました。そろそろ期末試験のことも頭をよぎり、一部作成にも着手。夕方には、学生相手に体育館で卓球をやったりして汗を流しました。

5月2日には、学生たちと、王羲之の書で有名な「蘭亭」へ出かけました。学校からバスで40分。広大な敷地に石碑がたくさん並び、川も流れていて、ちょっと京都の宇治あたりの風情を思わせる竹林の美しい公園でした。作ったサンドイッチやおにぎり、スナックなどで昼食をとり、半日かけて見物しました。とても暑い日で、川辺では多くの人たちが水遊びを楽しんでいました。

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その夜には、学生たちの間で話題を呼んでいる映画を観に行きました。1990年代から現在までの世情を背景にした中国映画で青春恋愛もの(『同桌的你 』)。英語の字幕付きですが場面転換が早過ぎてわからなかったところもありました。でも特別な屋外上映で星空もきれいで、とても雰囲気が良く、楽しめました。ハッピーエンドでなかったのが唯一、残念!

連休明けで、学生はいつにも増してダレ気味。3年生の会話クラスなど、本当に頭を悩ませています。少し趣向を変えてみようと、授業中に映画も上映して皆に観せました。『二郎は鮨の夢を見る』。先日、オバマ米大統領と安倍首相が訪ねた銀座の名店寿司屋を舞台にしたドキュメンタリーです。日本では2年前に上映された作品ですが、ここ中国では例によって自在にダウンロードできて中国語の字幕も付いているので、こういう時は便利ですね。学生たちは、ある程度関心をもった様子で、結構、ウケました。

かねてより懸案だった、日本語劇(寸劇)の発表の日がやってきました。最近、欠席者が目立ち、あまりやる気の見られない3年生のクラス。果たして皆揃って発表してくれるか大いに心配していたのですが、当日は珍しく全員出席し、全員が劇を発表してくれて一安心しました。皆、結構楽しそうに演じていて、やはり普段の授業をもっと活性化するようにしなくては、と反省の想いも抱きました。

そして、昨晩は日本語スピーチ・コンテストが開かれました。以前この学校にいらっしゃった日本人の先生の協賛を得て開催される年に一度のイベントで、その先生も現在お住まいの上海からお見えになって一緒に夕食を共にしました。日本語科の中国人の先生方と紹興酒で乾杯をくり返し、これから本番のコンテストがあるのに大丈夫か?と危ぶみましたが、楽しい宴でした。

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そして午後6時半から、いよいよコンテスト本選スタート。1年生、2年生及び3年生の、予選を勝ち抜いた計15人が熱い舌戦を繰り広げました。我々夫婦が日頃からよく知っていて、予選の頃からずっと指導してきた学生が半数を占めていたので、こちらまで緊張。結果は3位から1位までに、知っている学生が6人も入賞して、大感激しました。

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今学期も後半に入り、期末までまったなしの忙しい日々が続きます。授業のネタが尽きてきて苦しい時期ですが何とか頑張ろうと思っています。とほほ・・・。

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