中国の秋を満喫!蘇州旅行へ

英語が得意な妻は、欧米系の外国人教師たちとの付き合いに熱心です。11月5日の夜には、料理教室で日本料理を作って欲しいと依頼されて、外国人教師たちに、巻寿司、オムライス、鳥の照り焼きの調理の仕方をレクチャーして一緒に食べて楽しんだようです。料理教室の他、音楽クラブや中国語レッスンなどに積極的に参加して、欧米人たちと仲良く交流しています。羨ましい限り。

11月6日はスポーツ・デイ(運動会)の開会式に参加しました。早朝からグラウンドに集まり、外国人教師たちが横断幕を掲げて行進し、お偉いさんたちに手を振るだけのパフォーマンスでしたが、皆でガヤガヤと雑談できて楽しかったです。この大学で唯一のロシア人教師とも久方ぶりにロシア語で会話し(大分忘れていてあせった!)、良い刺激になりました。

 

11月7日は6日に続いてスポーツ・デイで授業は休み。仲の良い4年生の学生二人に連れられて、市街地の外れにある『柯岩風景区』にバスで出かけました。途中の車窓からみた湖と黄色い稲穂の景観は本当に美しかったです。園内はかなり広く奇岩や池などが配置され、船に乗ったり、歩いたりしながらのんびりと休日を過ごしました。この中には、魯迅の小説で有名な『阿Q』や『狂人日記』の時代を模した建物もあり、寸劇も上演されていました。帰りには市内の古い歴史的景観を残す紹興らしいスポットを散策してカフェに入って、まったりとしました。4年生は卒業論文の資料集めが大変な様子で、そのアドバイスもしました。

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晩秋の侯。すっかり冷え込んできましたが、寒い日は少し体を動かそう、とやはり仲の良い4年生の学生と最近は卓球をしたりしています。中学時代、卓球部に所属していましたが、さすが本場中国人の技量は素晴らしく、うまく遊ばせてもらっている感じです。この学生、なかなか日本語は全く上達しないのですが、性格は素直で優しくコミュニケーション能力は有るので、余り心配はしていません。

上海外国語大学で教授として教鞭をとっていた中国人の先生と夕食を共にしました。定年を迎えて、この大学に移ってきたベテランの先生ですが、ともかく日本語が流暢で、日本人と普通に話している感じでした。中国の教育システムや大学の運営などについて色々とお話を伺うことが出来、参考になる事が多かったです。

3年生のうち何人かは、12月から技能実習(要はアルバイト)で北海道や香川県のホテルで3か月間くらい働くそうです。賃金が安く、僻地での生活になりそうなので少々心配ですが、皆、日本へ行けるということで期待に胸を膨らませているようです。楽しくて充実した日々が送れると良いのですが・・・。

そろそろ就労ビザの期限が切れるので心配していましたが、学校サイドから急に電話があり、「契約を更新しますか?」と訊かれました。更新したい旨を伝えると、とりあえず半年の契約延長にしましょう、とのこと。これで来年の夏までは、この学校で働くことが出来そうです。またしばらくは日本語教師を続けられる、と一安心しました。但し条件として、来学期は中専(高校)の授業も受け持ってもらうとのこと。他の日本人教師数名は既に中専の授業を受け持っており、口々に「レベルやモチベーションが低くて大変ですよ」と聞かされているので、若干の不安を抱きましたが・・・。

11月14日からは2泊3日で蘇州へ旅行してきました。学校の外事処が企画したツアーで外国人教師たち総勢20名ほどが参加しました。蘇州は、上海に隣接する古都で運河に囲まれた美しい景観から「東洋のヴェネチア」とも呼ばれる街。8年くらい前に一度だけ立ち寄ったことがありますが殆ど記憶が無く、楽しみにして出かけました。紹興から高速鉄道(新幹線)に乗って2時間半。降り立って少し街を見ただけで想像以上の大都会だと実感しました。有名な英国系デパートがあり、スターバックスを始めカフェが多くて、コンビニもたくさんあり、少し香港を彷彿とさせる街並みで、紹興に比べて全体に洗練されていました。

15日の自由行動日には、仲の良い3年生の学生がわざわざ紹興から来て同行してくれ、市内観光につきあってくれました。夏休みに日本に旅行に来た時に我が家に泊めてあげたり観光案内してあげたりした学生ですが、「是非、大好きな蘇州の街を案内したい」と申し出てくれ、後輩の1年生の学生と同行しました。先ず蘇州博物館へ。モダンで趣味の良い建築で、展示物も充実していました。蘇州の有名な刺繍や中国古来の楽器『古琴』の展示も見応えがありました。

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昼食は歴史文化街にあるレストランで。昆劇の歌謡ショウを見ながら蘇州の代表的な料理に舌鼓を打ちました。

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午後は、中国4大名園のひとつ『留園』へ。とても美しい庭園を見て回りました。庭園の中にはたくさんの客間がありました。説明によると、その昔、お客様をお迎えするときは、大きな客間の外の小さな部屋でお嬢様が楽器を演奏して、客人をもてなしたそうですが、その当時のお嬢様の必須条件は、楽器ができること。そして「書」。つまり字がきれいに書けることだったそうです。

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そして夕食は、老舗の有名レストランへ。3年前に雲南省の昆明で中国語を学んでいた時に知り合った中国人の友人の息子が、丁度、蘇州の大学で学んでいるので、その学生とも久しぶりの再会を果たし、一緒にテーブルを囲みました。海老や蟹のほか、江南地方の特色料理をたくさんオーダーして皆で和やかに歓談しました。食後は、ネオンが無数にきらめく繁華街を歩いて、学生オススメの中国茶館へ。中国茶を飲みながら中国古来の歌曲の演奏を楽しみました。

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最終日は、他の外国人教師たちと一緒に行動。市内の見所のひとつ『寒山寺』、そしてやはり中国を代表する名園『拙政園』を見学した後、昼食をとり帰途につきました。

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短い時間でしたが、とても充実した旅行で楽しいひと時を過ごしました。同じ江南地方の都市でも、上海に近いだけあって紹興とは違って本当に「都会的」な街でした。

ようやく今学期の半分の課程が終わり、折り返し地点に立ったところ。あと半分、大過なく充実した日々を送りたいものです。来月は妻の誕生日もあり、上海に行こうかな、とも考えております。

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