新学期スタート! やはり高校生はハンパじゃなかった!?

3月4日に紹興に戻りました。
3時間40分のフライトを終えて中国に戻ると、やはり別世界!
ドア・ツー・ドアで9時間余りだけなのに、全く違った環境に包まれて懐かしいような、それでいて全く新しい経験をしているような何とも言えない複雑な心境になりました。
久しぶりのアパートの部屋は凍えるほど寒く、室内気温は12度。
すぐ暖房をいれて、シャワーもあきらめて早めに床に就きました。

 

翌5日。早速、街にでかけてました。
日本では滅多に入ることのない『スタバ』でアイスコーヒーを飲んで人心地付き、近所の仏系大型スーパーで食料品などを買い込みました。
妻は家の掃除と洗濯。私は荷解きや教材整理などに追われました。
その日は中国の春節の一連のお祝いの日にあたり、学校側から白玉団子(甘い餅のお菓子)をプレゼントされてそれを食べて家で静かに過ごしました。
まだ同僚の日本人教師たちも全員揃っていませんでした。

 

6日には、学校の中国人の先生たちに挨拶まわり。
日本で買い込んだお土産を渡すと、とても喜ばれました。
先学期に皆で撮った写真をプリントアウトしたものなども手渡しました。
我々を含めて8名の日本人教師の初会議も行われ、新たに赴任した40代の静岡県出身の女性の先生と30代の男性の先生とも初顔合わせ。
お二人とも中国での日本語教師歴が豊富で、中国語もかなり堪能な優秀な若い方で大助かりです。
女性の方はこのブログの愛読者らしく「先生のこと知っています!」といきなり挨拶してくださいました。

 

同日には、今学期に日本人教師の中では私一人のみ専任で担当することになった大学の付属の高校(中専)にも顔を出し、窓口の中国人の先生(よく気がまわるとても有能な女性!)との打ち合わせもしました。
気になっていたスケジュールも発表。
月曜日から金曜日まで毎日授業があり週12コマ(1コマ=45分授業)で、2年生の会話及び作文と1年生の発音指導、日本語コーナー(日本文化の紹介など)の計4科目を担当することとなりました。
この他に大学生の日本語コーナーも担当するので、非常にタイトに感じました。
会話の授業では、暗唱や小テストもしなければならず、おまけに中間テストや期末テストも作らなければならないようです。
(ちなみに妻はこれまで通りに大学で教え 、90分授業を週に6コマ。週休3日だし、羨ましい限りです。)
教科書や名簿ももらって、早速、授業準備に取りかかりました。

 

8日には、先学期まで授業で教えていた大学3年生の学生たちと会って、先学期に一緒に撮った写真などを渡して談笑しました。
冬休みの春節に故郷に戻ったので、そのお土産なども手渡されて感激。
中には大きな瓶(かめ)になみなみと入った中国酒をプレゼントしてくれる学生も。
皆、元気そうで何よりです。そして今学期、彼らの授業が担当できない一抹の寂しさも感じました。

 

同日の午後には、学校の外事処主催の外国人教師のウェルカム・パーティーに参加。
キャンパス内のカフェで軽食やジュースなどをつまみながら親睦を深めました。
新人のアメリカ人一人とイギリス(スコットランド)人一人、そして上述の日本人教師二人が自己紹介。
改めてユニークで有能なお二人の佇まいに感服しました。我々中年も、若い先生方を見習わないと。

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そして迎えた9日。
いよいよ今学期の授業がスタートしました。
高校の校舎は、これまで通っていた大学の校舎より遠く、自宅のアパートからかなり時間がかかります
(といっても徒歩15分くらい)。緊張して早めに家を出ました。

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最初のクラスは、2年生の会話の授業。
10名の生徒たちに「新年好!」と声をかけ時間をかけて自己紹介をしました。
そして用意しておいたアンケートを記入させて、あっけなく終わりました。
45分は短い!これまで、大学で90分授業に慣れていたので、とても時間が短く感じられました。
そして、学生が皆、真面目で大人しいことにも驚きました。
これまで、同僚の日本人教師や中国人教師たち(外国人の教師たちも)から
「この学校の高校で教えるのはとても大変 !皆、やる気が無くて言うことも聞かないし・・・」と、
さんざん脅されるようなことを言われていたので、とても意外でした。

 

午後の授業も1年生の発音指導でしたが18名のクラスで、皆とても感じが良く従順で前向き。
特に男の子たちが明るく元気なので、良い印象を持ちました。
まだ15、16歳と圧倒的に若くて、とてもかわいい生徒たちで安心しました。
「先生、一緒に食事に行きましょう!」と積極的に声をかけてくれる生徒も多いです。

 

しかし、午後の2年生のもう一つクラスの会話の授業に臨んでみたら・・・。
ガーンと大ショック!真面目に私の話していることを聞いてくれているのは4、5名だけ。
残りの20数名は授業中でも平気で大声で私語を交し、私の話すことなどまるで耳に入っていない状態。
余りに騒々しくて、担任の中国人の先生が注意に来たほどの有様でした。
女の子は化粧をしている最中とかおしゃべりしてるか、男の子たちは寝ているかふてくされているかのどちらか。
こちらの言っていることが全く理解できていないのか、ともかく、あっけに取られました。
この問題児たちが集まったクラスの授業は週に5コマと最も多く、早くもどんよりした最悪の気分に見舞われました。とほほ・・・。
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授業の合間を縫って、大学の方のかつての教え子たちとも頻繁に会っています。
4月から東京の拓殖大学へ留学する3年生たちには「今年の夏休みに是非、東京の我が家へ遊びにいらっしゃい」と声をかけたり、
また別の3年生たは、来春から日本の国立大学の大学院へ進学したいとのことで、その相談に乗ったりしています。
いわゆる『できる』学生たちが、どんどん日本へ留学してゆくので、嬉しいような、そして寂しいような複雑な心境です。

 

ここの高校の生徒たちは、1年生も2年生も割と男子の比率が多く、男女半々といったかんじです。
見た目は結構、貫禄があって大学生と余り変わらない様子。
上述の通り、2年生の一部の生徒たちは問題ありで、この先、暗雲が立ちこめている状態ですが、はて、どうしたものか?
また、あらためて『教師の力量』が試されているような気分です。

 

今日で1週目の授業が全て終わって、ほっと一息着いたところ。思えばとても長い一週間でした。
ここ数日は気温20度を超えて桜が咲き始め早くも春本番。私の心にも早く春が到来してくれると良いのですが・・・。
来週末には、私の誕生日を記念して知り合いの学生たちと一緒に上海へ旅行する予定です。
それまではまた、高校生たち相手に真剣勝負の日々が待ち受けています。何とか頑張らねば!

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おまけ:学生寮の風景。春の布団干しは気持ちよさそうですね。
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