清明節を終えて。

清明節という、日本のお彼岸にあたるような春の祭典が終わり、本格的な初夏の到来を迎えています。25度前後まで気温も上がり、ツツジが満開。柳絮(りゅうじょ)という白い柳の綿毛が飛び交っています。

  
清明節には、学校も3連休だったので、学生たちの多くは故郷へ帰り、墓参りをしたり、よもぎ餅を食べたりして、つかの間の休日を楽しんだようです。

清明節あけの今週は今期7週目。もう今期の課程の1/3以上が終了したわけですが、この陽気に誘われて学生たちも眠そうにしています。服装もすっかり衣替えです。

会話クラスの2年生、3クラスは相変わらず。皆、元気だけは有り余っているので授業時間もうるさいこと、この上なし。授業そっちのけで、携帯ゲームをしていたり、寝ていたり、他の勉強をしている学生たちもちらほら・・・。ようやく、全体の1/4くらいは名前と顔が一致するようなってきました。ともかく楽しく良い雰囲気で授業を進めてゆければ、と考えています。

会話クラスでは、授業時間外に「暗誦」と「会話練習」をそれぞれ隔週に1回、実施していますが、まだまだ出来ない学生が多いです。必死に準備してくる様子はわかるので、参加すれば点を与えていますが、やはり出来る学生とそうでない学生との差は大きいです。具体的に日本への留学を考えている学生は、それなりに会話も進みますが、漫然と日本語学習を選択した学生はなまけがちで、どうしたら「やる気」を引き出してあげられるか自問自答の毎日です。

もうすぐ、6人ずつくらいにグループ編成して行う日本語劇を開催するので、学生たちに書かせたシナリオのチェックにも追われています。

3年生の作文クラスは、依然として苦戦しています。全体に熱意が感じられず、課題を与えて作文させても、(特に章也のクラスは)何かの引用やコピーをする人も多く、添削しながらも情けなくなってしまいます。先日は、文法の基礎が出来ていないので解説をしていたところ、全くよそ見をしている学生がいたので、キレてしまい思わず怒鳴ってしまいました。
でも家に帰って添削中、「ラベンダー」を「ベランダー」、「ため息」を「たま息」と書かれた文をみていると思わず、かわいいな~と、笑ってしまうのですが。

清明節の3連休には、浙江省の省都である杭州へ1泊2日で旅行してきました。紹興から高速バスで1時間。中国国内でも有数の観光地であることに加え、連休の最中だったので、すごい人出!世界遺産で有名な西湖周辺は観光客でごったがえし、なんだか人を見に行っただけ、というかんじでした。タクシーで市内を移動するだけで1時間半もかかってげんなりもしましたが、お金持ちそうな人もそうでない人もニコニコ笑顔でほのぼのとしていました。

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さすがに都会。地下鉄も走り、ブランドショップやH&Mなんかもあり、食事は良かったです。串揚げ専門の日本料理店で大好物のトンカツを食べたり、イタリアンレストランで試したパスタやピザもなかなかのレベルでした。地元料理で有名な魚や龍井茶の海老の料理、豚の角煮も美味しかったです。
何より良かったのは、ホテルでバスタブにつかれたこと。日本を出て以来、ずっとシャワーのみだったので、久々のお風呂を存分に堪能できました。龍井茶の新茶と絹製品はものすごく安く、おみやげとしました。

連休明けに免許の試験を受けた学生が何人かいました。運転は18歳から、結婚は男性22歳、女性20歳から、お酒は何歳からという決まりは特にないそうですが、ここの学生は誰に聞いても「お父さんお母さんが、あまりお酒は飲まないようにといいます」と同じような答えが返ってきます。ビールの値段を知らなかったりするから、多分本当にあまり飲んでいないのでしょう。カラオケでは、お茶やケーキ、スナックなどを飲んだり食べたりしているようです。定年は男性60歳、女性55歳。日本との比較をしながら平均寿命の話もし、さらに「章也の祖母が109歳まで生きた」というと、さすがにこれは、大受けでした。

1/3授業が終わり、お互いが慣れてきたところなので、少し学生と相談したりしながら軌道修正して授業を工夫していきたいと思っています。

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