ウェルカム・バック!4年生 連日連夜、学生たちとの飲食に溺れる日々

5月8日には、教え子の高校2年生たち4名を誘って夕食へ出かけました。
『スタバ』で珈琲など飲み、その後、お気に入りの魚介料理のレストランへ。


勉強意欲に欠ける問題児揃いのクラスですが、彼らは普段から真面目で素直なとても良い子たち。
春節の休みも帰省することなく寮暮らしをしている苦学生もいて、皆、拙いながらも積極的に日本語を話し、明るい性格でこちらまで、ほっこりと暖かい気持ちになりました。
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翌9日には、大阪の関西外国語大学に留学中で、現在、卒業論文を書くために一時帰国中の4年6組の学生と彼のクラスメートのHくんと夕食を共にしました。
留学中の男子は、かつては少々自己中心的で性格に問題がありましたが、日本で苦労を重ねたせいか(特に深夜のアルバイト!)温厚な好青年に変身していて驚きました。
学校に隣接する通称『ゴミ町』のレストランで食事をした後は、Hくんから2年前にプレゼントされていたまま、揚げることのなかった『許願灯』という大きな紙風船(中に灯籠があって燃やすと浮力が加わり上昇する)を持ってグラウンドへ。
風船の表面に各自の願いを書いた後、天空に放ちました。
試行錯誤の末、無事に夜空の彼方へ消えてゆく様子を眺め、幻想的で少し物悲しいような不思議な感覚を覚え、しみじみとしました。
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10日は、最近、親しくしている、この大学の商務学部の2年生男子の誕生日パーティーに招待されました。
彼は日本語科でもないのにほぼ独学で日本語を学んでいて、並の日本語科の学生より良く喋れる優秀な学生です。
上海の名門大学で学んでいる旧友たちもかけつけ賑やかな会となりました。
地元の紹興料理を堪能した後は、我々も何回か訪れたことのある小洒落た雰囲気のカフェへ移動。
テラス席でお茶をして和やかに歓談しました。彼も来学期からは東京の語学学校へ留学する予定とか。デキル学生はどんどん日本へ渡ってしまいますね。
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そして、卒業論文の提出及び面接審査のために、学校を離れて実社会に出て働いていた大学4年生たちが続々と戻って来ました。

先ずは馴染みの4年2組の学生たち。
この学校で日本語教師として初めて教壇に立った時から担当し、実に1年半に渡って教え続けたクラスで、ことある度に一緒に遊びに行ったり食事を共にしたりした気心の知れた学生たちです。

そのクラスの一人の男子から「学校に戻りましたよ!」と連絡を受けて、早速、キャンパス内のカフェで会い、その後に夕食も一緒に取りました。
第一声「先生、老けましたね」と言われて大ショック(笑)。
今、高校生相手に教えていて大変な目に遭っている旨など話しました。
彼は、上海に近い、世界的に知られる中国随一の商業エリアを抱える街で小さな商社に勤めて雑貨の卸しの仕事などをしているとのことで、毎日、メールやスカイプなどで日本語を使う機会に恵まれていて幸せだ、と語っていました。
しかし上司からは「わからない、と言うのは禁句」と厳しく注意されていて、わからない単語などがあった場合はトイレに駆け込み、こっそりと辞書で調べたりして、日々、研鑽を積んでいるようです。
月給3300元。残業代無し。休みは日曜日のみ。
それでも中国の企業としてはまあまあの条件らしいです。いずれにせよ、明るく希望を持って、積極的に生きている様子が伺えて安心しました。
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高校生相手の授業は相変わらず。授業中ずっと寝ている子やぼーっとしている子も多いですが、授業を離れると意外にもフレンドリーで愛想が良い子も多いです。
上述した高校2年生たちからは、食事のお礼にと大きなたれパンダの抱き枕(?!)とキャンデーをプレゼントされたり、他のクラスの生徒からもよくお菓子をもらったりしています。
友だち感覚なのでしょうか(笑)?

それでも先日は、1年生の授業中に、騒いでいたりおしゃべりがうるさかったりしたので、遂に堪忍袋の緒が切れて、怒鳴ってしまいました。
すると、とたんにシーンとなってしまいました。たまには怒った方が良いのかな、と自問したりもしています。

4年2組の女子学生も学校に戻って来て夕食を共にしました。今学期に上海へ旅行する度にかけつけてくれていたので、私としてはさほどご無沙汰では無いのですが、彼女としては久々の母校は懐かしいらしく、
「やはり学生は良い!気楽!」とリラックスして喜んでいました。夕食代も払ってもらってしまい恐縮至極。
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16日には、やはり4年2組の男子学生3名と久々に卓球をやりました。そのうちの久々に会った二人は元気そう。
一人は英語を使う仕事で日本語は忘れてしまった、と言っていましたし、もう一人も早くも会社を辞めて今はピアノを習っているというマイペースぶりですが、共に明るく屈託が無くて好感が持てました。
夕食を共にした後は全員でキャンパス内の上述のカフェへ。
丁度、学校に戻って来たばかりという同じクラスの女子たち3名も加わっての『ミニ同窓会』となりました。久々の再会を喜び、おしゃべりに興じました。
話題はやはりお互いの仕事のことや会社の待遇のことなど・・・。先日、学校新聞に掲載された妻の仕事ぶりを讃えた記事のことも話題になって盛り上がりました。
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そして18日。やはり4年2組の学生で、我々が最も親しくしている(頼りにもしている)Gくんも学校に戻って来ました。
3月から4月にかけて1か月以上、東京で働いていたとか。
東京に本社があるベンチャー企業の社員になりペットの服やグッズを扱う仕事をしているらしく、近々、杭州事務所も立ち上げてその所長にも就任する予定で多忙な様子。
月給20万円余。東京滞在中には毎晩、高級店で飲食をし高価なワインやシャンペンを浴びるように飲み、一人5万円もする高級鮨店にも連れて行ってもらったとか。
かなりバブリーな日々を送って少し疲れた様子でした。
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それにしても、社会人となって間もないのに、既にこの格差の大きさたるやびっくり!
中国社会自体がもの凄い格差社会ですが、社会人1年生でも、各人によって待遇の面でも仕事の中身にしても大きな差があって、正直、友人同士、今後も友情を維持していけるのか、傍目から見ていても不安に感じます。

19日の夜には、4年1組の女子学生と久々の会食。
広告デザインの仕事をしていて、ふだん全く日本語を使わないのですっかり忘れてしまった、と言っていましたが、話しているうちに段々思い出してきたらしく会話も弾みました。
ユニークな置物もプレゼントされて、夜更けまで話し込みました。彼氏ができて恋愛と仕事の両立にも悩んでいる様子。頑張れ!と言って、別れました。
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そして20日の夜には4年2組のクラス会に招待されました。市内のレストランの個室を借りて3つの円卓を囲んでの食事会。
このクラスは結束が固く現在、日本に留学中の3名を除く全24名が出席。懐かしい顔ぶれに胸が熱くなりました。
日本語を使う仕事に就いている学生は殆どいませんでしたが、皆とても元気そうで、半年ぶりに会うクラスメート同士、わいわいと楽しく歓談しました。
一通り料理をつまんだ後はカラオケ大会に突入。我々もスタジオ・ジブリのアニメ映画『猫の恩返し』のテーマ曲『風になる』を熱唱(?)。
この曲は彼らも2年生の時の合唱大会で歌ったことがある思い出深いもので、皆で合唱しました。
飲めや歌えやで異常なほどハイ・テンションになった彼らの若さみなぎるパワーに圧倒された一夜でした。
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21日は、毎年恒例の日本語スピーチ・コンテスト。
高校の方の授業を振り替えて、審査員として出席。予選を勝ち抜いた大学1、2、3年生、計15名が決勝に臨みました。
かつての教え子の3年生女子がみごと優勝し、満面の笑顔を浮かべた彼女を讃え、握手しました。
ちなみに、1年生と2年生の優勝者は妻の教え子でした。二人とも大感激。
やはり審査員として列席していた中国人の教授の元に卒業論文を見てもらうために、馴染みの4年1組の学生が来ていたので、彼らとも久しぶりの再会を喜び雑談もしました。
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今週末も4年生たちとの会食でスケジュールはぎっしり。こんなに賑やかな日常は一体いつまで続くのか!?

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