今学期も残り1か月。学生との別れが名残惜しい・・・

月日が経つのは早いもの。気がつけば、今学期も残り1か月余りとなりました。
2月末に赴任した頃が遠い昔にも思えますが、もうすぐ愛しい学生たちともお別れしなければならない時期が近づいてまいりました。

2年生たちとの付き合いは、授業時間以外にも増えてきました。「一緒にピンポンをやろう!」と誘われ、男子学生二人と日曜日の昼下がりに体育館で汗を流したりすることもあります。その後で学内の行きつけのカフェで世間話をするのもオツなもの。殆ど日本語が話せない学生とは仕方ないので英語でコミュニケーションをはかったりしています。
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別のクラスのノリの良い元気いっぱいな男子学生たちとは、市街の「スタバ」でお茶やケーキを食べながら馬鹿話をしたり、その後、近くのレストランで食事もしました。皆、この7月にN1かN2を受験する予定で、まだまだ怪しい日本語を操っていますが、積極的で明朗な性格ゆえか、会話能力は上々だと思えます。語学の上達には、やはり性格も大きく影響すると思います。
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メンバーの一人の男子学生は、9月から関西外国語大学に留学することが決まっていますが、その他の学生も好奇心旺盛に日本語や日本の文化と向き合っています。「日本人はスイカに塩をかけるのですか?」と真顔で訊ねてきたり、日本の祝祭日に関心を寄せる学生もいます。皆、とても性格が良く、寮のルームメートでもあるので、和気あいあいとしたムードで楽しめました。

各クラスとも圧倒的に女子学生が多く、30数名いるクラスで、うち男子学生は6、7名ほどしかいませんが、それだけに結束力は強いのかもしれませんね。皆の寮生活に興味があるので、今度、彼らの寮にも遊びに行く約束もしました。

共産党に入党している学生は、各クラスとも1、2名程度。入党すると就職などの面で有利らしいですが資格を得るのも今は難しくなりつつあり、また、およそイデオロギーとは無縁のようです。各人とも、まだ20歳そこそこ。将来のことは、さほど真剣に考えていない人もみられます。一人の学生はギターが得意で、将来、アメリカに渡って音楽関係の仕事がしたい、と言っていたので、先日、お気に入りの1970、80年代の英米ロック(DAVID BOWIE,QUEEN,EARTH WIND & FIRE,HALL & OATESなど)のCDを貸してあげました。ちなみにこちらで有名なのは、周杰論や王力宏、Byond や 五月天などが人気で<酷狗音乐盒><百度>で検索してパソコンで聞く人が多いそうです。

また、学生たちは余り<読書>の習慣がないようですが、授業で、村上春樹の小説の話などはしています。「1Q84」は当地でも中国語訳の本が販売されていて、読んだ学生もチラホラいます。尤も内容は良くわかっていないようですが(笑)。
毎週一回、行っている<日本語コーナー>では、日本の歌を学生たちと一緒に歌っていますが、次回は山下達郎の曲を聴かせてやろうかと考えています。

男子学生に比べると、大人しくて内気そうにみえる女子学生たちとも、授業時間外に一緒に行動をとる機会が徐々に増えつつあります。ある学生は、日本の好きな若手男優(ジャニーズではない)にファンレターを送りたい、と言ってきたので、その手紙の添削をしてあげたり、一緒に写真を撮ったりしました。
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別のクラスの女子学生たちとは、この間の日本語劇発表の時の写真を送ってあげたりしたのがきっかけで、明日、一緒にショッピングや昼食を共にする約束をしました。他のグループとの食事会の予定も入ってきそうです。でも女の子の扱いには慣れていないので(笑)、妻にも同伴してもらいますが・・・。

それにしても大学生にしては男性も女性もともかくとても初心(うぶ)な人が多いのに驚きです。日本語劇の練習指導のとき、恥ずかしくて手も握れずコチコチになってしまう学生を前に、どうやって演技指導をしたらいいか途方に暮れそうになりますが、「純真さ」がちょっぴり羨ましくもあります。

先週末には、我が家で、他の日本人教師4人を招いて、カレー・パーティーをしました。関西出身の女性の先生が本場のお好み焼きを焼いてくれたりもし、とても楽しいひと時を過ごしました。

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でもショックなことも。なんと、その、この大学に6年間も努めている女性が、遂に中国内の他の学校に移るつもりだと聞かされ、また、もう一人のベテランの男性教師も、今期限りで日本に帰国してしまう、という話を聞いたのです。既に今期限りで日本に帰国してしまう、20代の女性教師もいるし、来学期は3人もいなくなってしまうことになるのです。いずれの先生も面倒見が良く、我々も頼りにしていたので、来学期はどうなるか?不安が広がっています。まあ、仕方ありませんが・・・。誰か、この学校で働く気のある人、いませんか!?


30数名いる2年生の各クラスの学生たちのうち、2/3近くは顔と名前が一致してきたし、授業にもようやく慣れてきたのに、あと1か月で、彼らとお別れするのは、とても残念です。先日も、ある女子学生から、「先生は、いつまで、この学校にいますか?3年生になっても教えてくれますか?」と聞かれ、返事に窮しました。できれば、来学期も彼らと一緒にいたいのですが、こればかりは学校が決めることですし、どうなるかわかりません。残り少ない日々、全力で彼らの相手をしてやって、出来る限り、日本語能力の向上の手助けをしてやれたら、と切に願っております。

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