日本語教師養成講座 修了生 新任講師スペシャル対談 Vol.2【第2回】

全4回に分けてお送りするスペシャル対談企画の第2回目です。

第1回はこちら。

今回、以下の4名の教師に対談いただきました。

 左から 小林さん 竹田さん 中西さん 西村さん

2018年  4月 TCJ日本語教師養成講座(420時間コース)に入学。
2018年 10月 同コース修了。直後よりTCJ日本語クラスで日本語教師として働き始める。

受講中から勉強はもちろんのこと留学生との交流イベントにも積極的に参加され2018年10月よりTCJで活躍されている4名の教師。現在は3期目の授業を受け持っています。

入学前の話から現在担当しているクラスのことまで、ざっくばらんにお話いただきました。

日本語教師に関心がある方にとって受講開始から日本語教師として教壇に立つまでを詳しく知ることができる対談内容となっています。

セクション2:養成講座受講中

受講中大変だったこと

小林:私は大変だったことある。みんなは?

竹田:私はあんまりないなぁ。

小林:忙しくなかった?私入学前は週4日午後だけだからそんなに大変じゃないと思ってたの。実際は違ったよね。

竹田:なんだろう、もう忘れてるだけなのかな(笑)

小林:模擬授業の担当日じゃない日も教材分析シートやらなきゃいけないし、最初はついていくのに必死で、授業中は質問できなかったもん。いつも授業後に質問しに行ってた。

竹田:『文法』(理論科目)のはじめに、形容詞と形容動詞が出てくるじゃないですか。あの辺の基礎みたいなのができてなくて、授業中に焦ったのは覚えています。最初の頃はけっこうテンパってた時もあったかもしれない。

中西:『文法』の授業は楽しかった。似たような文型の文章で違いを考えたり。

西村:そうそう。「『~すると~です。』『~したら~です。』『~ならば~です。』の違いが留学生にもわかるような文章を考えください」っていうのがあって、その時は大変だったけど、働き始めてすぐ使うことができた。あの時やっておいてよかったなって今になって結構実感することが多い。

竹田:「文法」の授業をはじめて振替(別のクラスで受講すること)した時、グループワークである文法について話合ったんだけど、その文法を使って即興で「はい、じゃあ『導入』(日本語クラスの授業における流れの一つ。学習者に新しいことばや文型の意味、使い方などを説明する時間。)作って」って先生に言われて。まだ一回も教壇に立ったことがない時で、グループの話し合いにもあまりついていけず、板書の書き方もわからず、でも「板書見にくい」って言われて(笑) めっちゃ焦った。

西村: スパルタだね・・・

竹田:でもその体験のおかげで、実技だけじゃなく理論の授業でも日本語教師になったらどうやって教えようかって考えられるようになった。

小林:そうだね、学習者の目線を意識するようになるよね。

中西:あと、模擬授業は大変だったな。

竹田:うん、『活動』(日本語クラスの授業における流れの一つ。学習者自身で文型・ことばを選択し、運用力を養うための時間。)を考えるのが難しかった。

小林:でも楽しかったよね。

西村:うん。模擬授業のトップバッター、竹田さんだったっけ?

竹田:実技2科目とも一番最初(笑)

中西:めっちゃ準備してきてて、この人の後に続くのすごいプレッシャーだなって思ってた。

小林:竹田さんはセンスあると思う。

竹田:そんなことないですよ。皆のそれぞれの良さを引き出してくれる授業だったと思います。皆いいところがあるから。

小林:模擬授業は大変だったけど楽しかった!

西村:模擬授業で失敗しちゃった時とか、クラスの色々な方がフォローしてくれて。今思い出すと授業が大変だったことよりも、老若男女問わずたくさんの方々と仲良くなれたことがすごく嬉しかった。

中西:年代も背景も違うから社会経験も人生経験も違う。普段自分がよく行くような場所では絶対体験できないことだよね。

西村:そうそう。

竹田:住んでる地域も違ったから、イントネーションも違う。

小林:友達を作る目的で来たわけじゃなかったから、この歳になって友達できるとは思ってなかった。

西村:何が大変だったかあまりよく覚えてないけど(笑)、今こうして考えると大変だったからこそ仲良くなったのかなって思う。

小林:うん。日本語を突き詰めて考えていくと生き方とか考え方とかが滲み出ちゃう。表面的な話ではごまかせないというか、お互いに腹割って話すしかないっていうか。

中西:そういう部分で、私は今まで何も知らなかったんだなって思い知らされることが多かった。日本語はそつなく話せるけど、言葉に紐付いた日本式の考え方とか、そこから来てる経験とか慣習とか。言葉以外に対しても考えを巡らせなきゃいけない。

竹田:これまでの自分の経験全部が、一つの文法の解説とか『活動』とかに全部繋がっていきますよね。それに自分とは違うバックグラウンドのある人達が色々意見してくれるから、一人だったら思いつかなかったアイデアが生まれてくる。それが面白くて、意見交換も熱心にやってた。

小林:皆のアイデアとかネタも使わせてもらってるもん。

竹田:そうですよね。それは本当にTCJでよかったって思うところです。こんなに年齢に幅があると思ってなかった。もっと同年代の人が多いのかなって思ってました。

小林:そこが絶妙に対等な感じでいいんだよね。皆、留学生になりきって模擬授業見てくれるからさ。

竹田:うん、面白い。オープンな人が多いってことなんでしょうね。

他にも多くの修了生がいらっしゃいます

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