日本語教師養成講座 修了生 Y.Kさん

東京中央日本語学院(TCJ)の養成講座修了後に、ハノイで日本語教師として活躍するY.Kさん。

ご就職先にハノイを選んだ理由を教えてください。

海外単身勤務の長かった主人がハノイ赴任になり、彼から同居を望まれたのでどうせなら日本語教師としてハノイに行こうと養成講座に通い始めました。

現地での活動内容(担当している授業、一日の簡単な生活スケジュールなど)について教えてください。

一番ハードな日

6:45-11:45 大学 (中級指導)
合間にスピーチコンテストに出場する学生の発音指導など
14:50-17:15 大学 (初級指導)
18:30-20:30 日本語センター (JLPT‐N1対策)

標準的な日①

6:45-9:10 大学 (中級指導)
13:35-17:00 高校 (上級/初級)

標準的な日②

8:45-11:45 企業 (初級指導)
14:15-17:35 大学 (初級指導)
18:00-19:30 大学補習授業 (JLPT-N2対策)

数か所掛け持ちの為、曜日、月によってスケジュールは様々

授業の合間に毎週100人程度の作文添削、テスト採点、ベトナム人の先生作成のテスト問題の監修、留学希望の学生の推薦状作成など様々な雑務あり。 基本的に土日には単発の仕事しか入れずに雑務、授業準備に充てています。

TCJで学んだことの内、現場ではどのようなことが活かされていますか?

養成講座で受けたレベルの高い音声授業も学生達への発音・イントネーション矯正その他にとても役立っています。

そして、「自然な日本語」。文法にとらわれすぎると不自然な例文を作りがちですが、そういう文を学生に提示しないよう心がけております。これはTCJで指導されました。(例えば「負けたがらない性格」 ← みん日中級の問題集にでてきますが)

仕事以外の部分での現地の生活はいかがですか?

私生活は充実しております。 言葉の問題で不便な部分もありますが、掃除・洗濯・皿洗い・アイロンがけなどの家事付のサービス・アパートメントに住んでおりますので。快適さはお金で買えますが、農薬に汚染された野菜、飲用・調理に適さない水道水など、安全面は如何ともしがたいです。

1年目は駐在員の妻として、快適な生活を送っておりましたが、今は主人は帰国し、私一人ハノイに残って自活しております。大学のお給料はびっくりするくらい低く、数か所掛持ちの非常勤講師として現在の生活を維持しております。

これまでハノイで一番印象的だったことは何ですか?

たくさんありすぎて、一番は決められません。

でも、あこがれの日本の文化・風習などに生に接することができる学生たちの喜びの笑顔を見ていると「日本語教師になってよかった~!」と、つくづく思います。

私の方もそれなりの物を提供する努力は怠りません。

日本から現地へ持って行って役に立っているものは何ですか?

着物一式、茶道用具、「大変よくできました」などのスタンプ、100円ショップで買った指差し棒
(一時帰国する度に何本も購入)、 パソコン周辺機器 (スピーカー、コネクタ,etc.), 日焼け止めスプレー、 デオドラント

最後に、これから海外での就職を希望されている受講生にメッセージをお願いします。

海外ではとにかく日本人教師が不足しています。

日本語に対して何の知識もない日本人でも会話担当の教師をしている場合があります。又、現地の人でもN3合格レベルで先生として日本語を教え始めている状況です。結果、おかしな日本語を操る人が増産されます。この悪循環を何とかする意味でも、TCJで学んだ事をベースにご自身の今までの全経験を生かして思う存分ご活躍ください。

国内の日本語学校で教えるよりも自己の裁量に任される部分が多いと思いますので、責任も重大ですが自由で思い切った授業ができると思います。

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