日本語教師はこれからとても需要が見込まれる仕事です。年齢に関係なく、長く活動できるのも魅力で、やりがいがあると思います。

前職は中高の国語の教員でした。赴任した中学校で、南太平洋のある島から来た留学生を担任しました。その生徒の祖父が島の酋長だったことが縁で、島に日本語学校を作るので、先生として来てほしいと声をかけられたのですが、その時はお断りしました。将来は日本語を教えて「日本との架け橋になりたい」という彼女の思いの素晴らしさが心に残っていて、退職した今、自分も架け橋になれたらと思ったことがきっかけです。

家族の介護もあり、限られた時間での受講なので、半年で修了できるeラーニングの講座を受講しました。事前にいくつかの学校のeラーニングの動画を見た中で、TCJの動画がとてもわかりやすかったこと。実習の授業が通学での対面授業であり、自身の生活スタイルとしてバランスがよいと思ったこと。駅前という立地、校舎内がきれいなことなど環境面での良さや、いろいろな疑問に答えてくれたカウンセラーの対応も決め手となりました。

最初は日本語学校の非常勤講師として教壇に立ち、実践を積もうと思います。日本語教師として一通り経験したうえで、この先の生活状況の変化に臨機応変に対応できるようにオンライン授業の仕事もしたいと思います。最終的には外国籍の子どもたちに教えたり、ボランティアで地域の多文化共生に貢献したりしていきたいと考えています。

日本語教師はこれからとても需要が見込まれる仕事です。年齢に関係なく、長く活動できるのも魅力で、やりがいがあると思います。TCJの先生方はとても熱心です。授業はハードですが、いろいろな年代の仲間と励ましあいながら学習し、知識を身につけることができました。日本語に対する意識やコミュニケーションの世界も広がります。ぜひ、挑戦し、世界につながる舞台で活躍しましょう。