文化庁届出受理講座であるため、修了後に日本語教師資格を取得でき、法務省告示校(留学ビザを発行できる日本語学校)で働くことができます。自分で学習を進めるスタイルのeラーニングとは異なり、講座の基本スケジュールにあわせて学習を進め、着実に修了を目指すことができるのがTCJの通学コースの魅力です。
420時間コース(通学) 養成機関ルート
420時間コース(通学)
TCJの420時間コース(通学)は、理論科目220単位時間、実技科目220単位時間に分かれており、理論と実技を通学にて学ぶことができます。
理論科目は日本語の文法・音声などに加え、言語学・教育心理学など日本語教師としての基礎知識を学びます。
実技単科コースは、初級・中級といった日本語学習者のレベルに応じた模擬授業や実習を通して、教壇で教えるスキルを身につけます。
420時間コース(通学)は、理論科目も実技科目もライブ授業(登校)に参加する形式で学ぶコースです。
あらかじめ日時が固定されているので、確実にスケジュール通りに学習を進めることができます。
理論・実技ともにライブ授業(登校)
理論科目:ライブ授業
(登校)
「その場で講師にわからないことが聞ける環境で勉強したい」
「登校してクラスメイトと一緒に学びたい」
420時間コース(通学)の特徴
通学して、その場で講師に質問できる
クラスメイトと切磋琢磨しながら学べる
実技科目のみならず、理論科目もライブ授業で学ぶコースは、理解が難しいところもその場で講師に質問をして、疑問を解消できるのが特徴です。
経験豊富な日本語教師が授業を担当するので、日本語教育ならではの目線や身体の使い方、最前線の教育現場で活用されている教授法まで、教科書だけでは得られない様々なポイントを習得することができます。
各分野のスペシャリストが時間をかけて制作・監修したTCJの動画授業とオリジナル教材は、徹底的に「現場で使える知識の習得」にウエイトを置いています。
文法、音声、言語学、心理学、日本語史など様々な角度から外国語としての日本語を学び、母語話者ではない日本語学習者にしっかりと教育を施すことのできる日本語教師としての知識を身につけます。
国家資格試験の出題範囲をカバーしたカリキュラムになっているため、国家資格試験合格の対策にも有効なプログラムです。
出典:2020年5月 日本語教育学会春季大会口頭発表 徳田淳子・秋田美帆「日本語教師養成講座における通信課程と通学課程受講生の知識差-eラーニング学習に向いている理論科目の存在の可能性-」
- 1. 社会・文化・地域
- 日本語教員の資質 / 異文化接触 / 日本語教育事情(日本と海外)など
- 2. 言語と社会
- 言語政策 / 社会言語学 / コミュニケーション学 など
- 3. 言語と心理
- 言語理解の過程 / 第二言語習得 / 異文化理解と心理 など
- 4.言語と教育
- 教授法 / 評価法 / 教材分析 など
- 5. 言語一般
- 日本語の構造 / 音声学 / 文字と表記 など
TCJのノウハウが詰まったオリジナルテキスト
高品質なテキストで理論を学ぶことができます。
日本語教育能力検定試験の出題範囲をカバーした内容になっているため、
検定試験合格の対策にも有効なテキストです。
実技科目:ライブ授業(登校)
ライブ授業のメリット
実際の教壇で使える実技スキルが身につく
圧倒的な模擬授業の回数により、即戦力が身につきます。
実際の教壇で実力を発揮するための実践的な実技授業
日本語教師にとって最も重要なことは、「教壇に立って学習者に分かりやすく教えること」ことです。
理論知識を理解していても、それを適切に教壇でアウトプットする力を身につけていないと、学習者に支持される日本語教師になり、現場で活躍をすることが難しいです。
TCJでは、受講生1人1人にじっくりと時間を割いて、模擬授業を実施していただきます。
講師のみならずクラスメイトからもフィードバックを受けます。 受講期間中に合計140分にも及んで教壇に立って模擬授業を行うことで、確かな実践力を身につけることができます。あわせてクラスメイトが実施する模擬授業や教壇実習を見ることで、自らの授業を振り返ることもでき、さらなるレベルアップを目指すことが可能です。 実践を想定し、模擬授業をしっかりと丁寧に行うスタイルのTCJの実技指導は、他校の日本語教育機関採用担当者からも非常に高い評価をいただいております。
- 1.初級実技
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初級の日本語学習者への日本語指導方法を学び、模擬授業として授業の練習をします。日本語を日本語で教える直接法での日本語指導に欠かせないイラストやジェスチャーなどを用いた効果的な指導法を身につけていきます。
提示する例文の選び方など、日本語教師としての基礎的な技術や考え方を養います。
また、直接法のみならず、より幅広い日本語学習者への指導も念頭におき、学習者のニーズに合った教材の選択方法や教材の作成方法も学びます。 - 2. 中上級実技
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中上級レベルの日本語学習者への日本語の指導方法を学び、授業の練習をします。
中上級レベル以上になると、4技能別「読む」「書く」「話す」「聞く」を意識した授業や、ビジネスシーン等の場面別の指導方法を学んでいきます。
模擬授業後は、教師のみならず、学生役をするクラスメートからのフィードバックもあります。
養成講座修了後に必要となる、学び続ける教師として、客観的に自分自身の授業を振り返る視点や振り返るポイントが身につきます。 - 3. 教壇実習(実技科目の総仕上げ)
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教壇に立つための最終段階!
併設しているTCJ日本語学校の日本語学習者を対象として、実際の日本語学習者の前で授業を行います。
TCJの日本語学習者とコミュニケーションを取る機会です。総合日本語学校として、日本語学校を併設しているTCJならでは「リアルな現場」を受講中から体験いただけます。
もちろん、経験豊かな講師陣が、教案作成などの準備段階から丁寧にサポートします。
安心・充実の受講サービス
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授業振替・再受講
3年間 -
振替制度があるので、どうしても出席できない日は、別日の同じ科目同じ授業回の授業に参加することで出席となります。
※実技科目の実習担当日の振替はできません。
再受講制度により、養成講座420時間を修了後も、受講期間3年間は、何度でも再受講することができます。 -
理論eラーニング(動画)
3年間 -
通学を選択された方もeラーニング動画をご視聴頂けます。また、修了後も受講期間の3年間は、繰り返しeラーニング動画を視聴できます。
日本語教師としての学び直しもサポートいたします。 -
併設しているTCJの日本語学校の授業を見学
日本語学習者とのイベントに無料で参加 -
併設している日本語学校の授業見学や、ディスカッション型ワークショップなどに参加(オンライン)が可能です。
総合日本語教育機関として、受講中から日本語学習者との交流イベントを優先的に招待いたします。 - 徹底的な就職サポート
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TCJは、国内外の複数機関での経験が豊富な専任・非常勤養成講座講師のみならず、講座アドバイザーの多くが有資格者であり、皆様の日本語教師としてのキャリア形成のサポートをいたします。
また、他の日本語学校採用担当者からの評判のよい当校は、毎学期多くの求人依頼が集まります。
定期的な就職セミナーなどを開催のみならず、TCJ併設日本語学校での内部採用セミナーに優先的に招待しております。
受講プラン
TCJ日本語教師養成講座420時間コース<東京校>
TCJ日本語教師養成講座420時間コース<大阪校>
※受講サービス期間は最大3年です。修了後も、授業の再受講が行えます。
開講日程
受講料
コース名 | コース名(税込) |
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420時間コース(通学) | 646,000円 |
※教育訓練給付金を利用の場合、受講料の最大10万円が支給されます。
※420時間コース(通学)をお申込みの方は、ITスキルアップ講座(税込55,000円)を無料で受講いただけます