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今までの人生経験“すべて”が活かせる仕事です。

2020年10月|TCJ日本語教員養成講座 修了生

日本語教師を目指したきっかけは何ですか。

大学の専攻が国際交流だったので、留学生のボランティアを行なったり、発展途上国でのフィールドワークに参加したりしていました。外国人と接する機会が増えれば増えるほど、相手の母語や自分の母語に興味を持つようになり、Language Exchangeも頻繁に行なっていました。とても楽しかったのを覚えています。日本語過程を履修したかったのですが、当時は教職課程を履修していたので断念。いつか日本語教師になりたいと思っていました。


TCJでの受講を決める上で、決め手になったことは何ですか。

一番の決め手は立地です。育休中に通信講座で少し勉強しましたが、独学は挫折してしまったので、絶対通学!と決めていました。面談を担当してくださったカウンセラーの方の対応も良く、子連れで行ったのですが、子どもに優しく接してくださったのも好印象でした。


今後、どのように日本語教師の資格を活かしていこうと考えていますか。

養成講座を修了してから、日本語学校の留学生、都立高校の日本語教室で外国ルーツの高校生、外国人ママ、プライベートレッスンでビジネスパーソンなどに教えてきました。どんな学習者に教えたいか、私の強みは何か、学習者は私の授業を受けることで何ができるようになるか、を常に考えています。私も海外在住経験があり、異国の地で生活する大変さを理解しているので、生活者や就労者に日本語を教えていきたいです。


これから日本語教師を目指す方に、メッセージをお願いします。

仕事や勉強、趣味、恋愛、子育てなど、今までの人生経験“すべて”が活かせる仕事です。日本語教師の資格はひとつのスキルなので、『日本語教師×〇〇』と自分の強みを活かしましょう。 日本語教師は『教師』ですが、教師が教えたがり、話したがりではダメです。学習者がたくさん話す授業をすること。それから、楽しいだけの授業もダメです。「分かって楽しい!」と学習者の日本語力が向上する授業をすること。私も心がけていることです。

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