前職の退職を決めた時、「残りの人生、何をするか」を考える中で、「海外生活で受けた恩を何らかの形で恩送りしたい」と言う心の中で温めてきた思いに改めて向き合いました。

前職の退職を決めた時、「残りの人生、何をするか」を考える中で、「海外生活で受けた恩を何らかの形で恩送りしたい」と言う心の中で温めてきた思いに改めて向き合いました。退職直前に、日本の伝統工芸・文化を海外へ紹介するプロジェクトに関わったこともきっかけの一つです。文化を繋ぎ、言葉を繋ぎ、心を繋ぐ、多文化共働社会の実現。個人で関われることは？と自問した時に、日本語教師が直感的に思い浮かびました。

通いやすさ、駅一分の立地が決め手でした。相談に訪れた際のご担当が、外国籍の方であるにもかかわらず、ネイティブに近い日本語でマナーや話し方を含め申し分なく、懇切丁寧にカリキュラムや学習プランに相談に乗ってくださいました。TCJの卒業生と聞き、ご本人の努力は勿論のこと、素晴らしい教育をされていると感じたのも、大きなポイントでした。他校の見学はしないまま即決でした。

内部採用制度利用でTCJの非常勤講師としてスタートを切ります。将来的にはオンラインでプライベートレッスンも担当できるよう、早いうちに知識と経験を増やし、日本語教師としての視野を広げたいと考えています。

養成講座中は、学ぶことが多岐にわたり大変なこともありますが、同じ目標を持つ仲間とともに、経験豊かな先生方から実践に即したご指導をいただける充実した毎日で、９ヶ月間が、あっという間でした。早く現場に出たいという意欲にもつながりました。まだまだ吸収できるものはあるし頑張りたいと感じました。学ぶ意欲を持ち続ける限り、年齢に関係なく続けていける仕事ではないかと、可能性を感じています。