

一人ではない、と思えることでここまで来られました。
日本語教師を目指したきっかけは何ですか。
受験生の英語答案添削の仕事をしていましたが、もっと直接手応えがあり、長く続けられる仕事をしたいと思っていました。そんな時、日本語教師をしている友人の話をきっかけに考え始めました。もともと言葉に興味があったこと、そして、主人の転勤で海外に住んでいた時に通っていた英語学校の経験から、外国語を学ぶ皆さんの苦労が理解できるかもしれない、と思ったことも大きな決め手です。
TCJでの受講を決める上で、決め手になったことは何ですか。
TCJは友人から紹介されました。彼女は他の学校の養成を卒業後、一時期TCJで非常勤として働いていました。養成講座の相談をしたところ、TCJで新人の頃指導してくださった先生がとてもよかったから、養成講座もいいのでは?とアドバイスをくれました。そこで問い合わせをした結果、通いやすさ、1年かけてゆっくり勉強できるカリキュラムに惹かれ決めました。
今後、どのように日本語教師の資格を活かしていこうと考えていますか。
今、非常勤講師として日本語学校で働いています。主に、留学以外のビザの在住者、または海外からのオンライン参加の方たちのクラスを担当しています。皆さん大人であり自分の意志とお金で受講しているため、教師に求めることをハッキリ伝えてきます。彼らの要望にどう応えていくか日々格闘しつつ、少しずつ楽しさも感じ始めました。日本語を勉強して、日本を知ってよかった、と思ってもらえるように、これからも成長していきたいと思います。
これから日本語教師を目指す方に、メッセージをお願いします。
何もわからず必死だった養成時代を思い出すと、今教壇に立てていることが夢のようです。ただ、わからないながらに書き込んでいたノートは宝物となり、今でも時々見返して導入の参考にしています。それと同じくらい大切なのが、養成講座で知り合った仲間です。一人ではない、と思えることでここまで来られました。皆さんの貴重な420時間が、TCJの養成講座で、楽しく実り多いものとなりますように。