様々な場面で日本語教育が必要とされているため、子育て、接客業、介護、会社勤めなどこれまでのどんな経験も強みになるはずです。
日本語教師を目指したきっかけはなんですか。
前職では法人向け研修教育サービスの会社で営業職として勤務しており、日本語教育も取り扱っていたため日本語講師の仕事については知っていました。出産を機に子どもが小さいうちは会社員としてフルタイムで営業の仕事を続けることは難しいと感じるようになり、何か新しいスキルを身につけてフレキシブルに働く方法はないかと考えた時、選択肢のひとつとして”日本語講師”に辿り着きました。
TCJでの受講を決める上で、決め手になったことは何ですか?
オンラインで自宅から授業に参加できるハイブリッド授業、Eラーニングの仕組みが整っていることが一番の決め手になりました。通学時間も含めたまとまった時間を取れるのは週一が限度だったのでEラーニングでは必須で、こどもたちの体調次第で登校出来ない日もあり自宅のパソコンから受講できるハイブリッド授業の仕組みは大変助かりました。また、今後ますます増えるであろう学びのICT化を身をもって経験することが出来ました。
今後、どのように日本語教師の資格を活かしていこうと考えていますか?
前職の影響もあり以前は日本で働くビジネスパーソン向けのビジネス日本語を教えることに関心がありましたが、講座を通して日本での進学を目指す学生、幼いこどもたち、日本語教育のニーズも多様であることを知り、自分が貢献できる場所を見つけて働きたいと思っています。また、海外で日本にルーツがある子供たち、文化の一部として日本語に興味がある方に教えることも夢の一つです。
これから日本語教師を目指す方に、メッセージをお願いします。
年齢も経歴も様々なクラスメイトとの学びは刺激的で、実技の授業では先生方が導いてくださるものの”自分で考える、やってみる”時間が大半を占め、ひとりで机に向かう時には得られない気づきや悦びがあります。様々な場面で日本語教育が必要とされているため、子育て、接客業、介護、会社勤めなどこれまでのどんな経験も強みになるはずです。養成講座は決して楽ではありませんが、得られるものは多いです。頑張りましょう!