
TCJコラム

第1回・日本語教員試験を受験、第2回目に向けて出来ること
日本語教員試験について、実際に受験した感想をお伝えします。今回、受験したのは応用試験のみでしたので、こちらを中心に話題を進めていくことになります。応用試験は、聴解試験と読解試験の2つから成り立っており、主に日本語教育能力検定試験の試験ⅡとⅢがベースになっています。授業現場で遭遇するであろう課題の解決や事態の改善等について、理論化された知識と紐づけて出題されているというのがおおよその見方です。教育能力検定試験時代からの難所であった、聴解の問題をどのように突破するかが鍵となりそうです。

日本語初心者にひらがなの指導をするには? 書き取り練習?
文字を覚えるとはそもそもどういうことか。このようなことを考えたことがあるでしょうか。学校教育で習うものですが、体系的に教えてもらったという記憶が曖昧ではないでしょうか。字を自然に習得し、いつのまにか覚え、自分なりに規則性を見つけて獲得して来ました。そのため、「字を教える」ということを明確に説明できるは人なかなかいないと思います。日本語教師になっても字の教え方ってどうなっているの?となりがちです。字を教えるためのスキルやノウハウ、教材などがあふれています。それが字を覚えるということの一連の流れの、どのような位置づけにあるのかをまとめていきたいと思います。

ピア・ラーニングって何?日本語教育現場における活用方法も紹介
この記事では、 「そもそもピア・ラーニングとはなんだろう?」という方や、 「養成講座で聞いたことのある言葉のような気がするけど詳しくは分からない」という方へ、 ピア・ラーニングの意味や、実践例についてまとめました。 用語の意味理解の促進や、実際のクラス活動にお役立ていただけたら嬉しいです。